自宅開業について

こんにちは、福岡県粕屋町の税理士 茅野です。
今回は税理士の自宅開業について書いていきたいと思います。
この記事を書いている2021年11月は一人で自宅開業の税理士として活動しています。

自宅開業を選んだ理由

私が自宅で開業しようと考えた理由はなんといっても、費用がそこまでかからないということでした。
当然、まったくのゼロという訳ではありません。
ただ抑えようと思えばとことん費用は抑えられると思います。
賃貸となると、敷金、礼金、駐車場、事業用となると家賃も居住用より一般的には高くなる等の懸念が出てきます。
私の場合は、ちょっと高級な椅子を買ったりしたので、それなりに費用はかかりましたが…
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自宅開業のメリット

  1. 費用が抑えられる。
  2. 通勤がない。

メリットといえばほんとこの2点くらいです。あとは思いつきません。
通勤がないのは、時間の節約にかなりつながります。7時起床、7時半仕事開始ってこともできます。

自宅開業のデメリット

  1. 住所をあまり公にできない。
    やはり普段住んでいる場所、家族も住んでいるためネット上や目につく場所に表示されるのは避けたいと思いました。
    税理士会への登録上、支部のHPに公開されるのは仕方ないのですが…ただあまり広告、宣伝をしてこなかったもしくはコロナ禍だからかもしれませんが、営業はあまりないです。自宅に直接営業にくる→○○生命の営業の方1件だけ、電話での営業も数件、DMはいっぱい来ます。現状はこのような感じです。
  2. 人を呼んでの打合せができない。
    実際は自宅に呼んで打合せをしていました。基本的には私が顧問先へ出向いて仕事をするのですが、それでも顧問先の担当者、会計ソフト会社の営業担当者、ネット回線の担当者等々我が家のリビングを通って2階の仕事部屋へ…やはり自宅にはあまり呼びたくないなと思いました。近くの会議室(サンレイク粕屋)を使ってということも試しましたが、やはり予約等面倒ではあります。
  3. オンとオフの切り替えが難しい。
    ネットを見る限りこの意見も多くありましたが、私の場合は勤めていた時から時間が空けば自宅でも仕事をしていたこともあり、あまり気になりませんでした。現在は、カムカムエブリバディを見て、8時15分から2階の事務所へ行き始業というパターンが内勤のときは多いです。繁忙期は18時からこどもたちをお風呂その後、食事、20時から仕事再開というパターンも度々あります。
    家族の協力あってのことです。感謝。

自宅か賃貸かどちらがよいか?

結論は、人によるですね。
開業当初にばりばり営業が必要となると、借りた方がいいですね。HPももちろんのこと広告も必要でしょうし。自宅がさらされるのは気分のいいものではないですしね。

私の場合は、最初は自宅開業を選びました。継続して自宅で仕事でもよかったと思います。打合せが多かったのも開業当初の話なので現在はほぼありません。

しかしながら、2021年12月以降は賃貸で事務所を借りるということになりそうです。一回借りるもの経験かなと。ちょうどいい条件での物件も見つかりました。事務所移転についての詳細はまた、別の機会に書きたいと思います!!